お題を考えるための前提情報です
高校生104人を対象にした調査で、恋愛や人間関係の悩みを相談する相手として生成AIを挙げた人が44.2%と最も多くなりました。2位の「友人や先輩」は26.0%です。同じ調査でも、進路や志望校の相談では「親や家族」が34.5%で、生成AIは13.1%にとどまります。気持ちの話はAIに、現実的な相談は人に、と使い分けている様子がうかがえます。
大人も同じ方向へ動いています。ある調査では、AIに「相談にのってほしい」と答えた人が半年で33.0%から42.8%へ増えました。米国では12歳から21歳の19.2%、およそ820万人が、AIに心の悩みを相談しているという報告があります。
なぜ人ではなくAIなのか。理由はいくつも挙げられています。夜中でも返事が来る。何度同じ話をしても嫌な顔をされない。話したことが誰かに伝わる心配がない。そして何より、こんなことを相談したら重いと思われるかもしれない、という気遣いがいりません。
ただ、AIに話して解決しないことはあります。返ってくるのは言葉だけで、隣に座ってくれるわけではありません。話し終えたあと、その出来事を知っている人はどこにもいません。翌週に「あれ、どうなった」と聞いてくれる相手もいません。
同時に、こんな報告もあります。約4000万件の対話を分析した研究では、利用時間の長い人ほど孤独感が強く、人と直接会う時間が少ない傾向が見られました。孤独だからAIをよく使うのか、よく使うから孤独になるのか。どちらが原因かは分かっていません。
あなたには、AIになら話せるけれど、人には話しにくいことがありますか。逆に、人にしか話せないと思うことは何でしょうか。
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