主張を伝える 初級 哲学

学級旗の投票、2位の子が泣いたらやり直すべきか?

クラスの旗のデザインを投票で決めることになりました。何人かが案を出し、みんなで一票ずつ入れて、1位が決まります。ここまではよくある光景です。その後で、2位だった子が泣いてしまいました。

このお題の背景

お題を考えるための前提情報です

クラスの旗のデザインを投票で決めることになりました。何人かが案を出し、みんなで一票ずつ入れて、1位が決まります。ここまではよくある光景です。

その後で、2位だった子が泣いてしまいました。先生は話し合いのすえ、投票の結果を取り消し、別のやり方で決め直すことにしました。

こういう話を聞くと、意見は割れます。決まったことを覆すのはおかしい、という人。子どもの気持ちを考えれば当然の判断だ、という人。どちらの言い分にも、うなずけるところがあります。

考えてみると、これは学校だけの話ではありません。会議で多数決を取ったあと、少数派が強く反対したときにどうするか。決まった企画に一人が不満を示したとき、進めるのか、話し合いに戻すのか。大人の職場でも同じことが起きています。

多数決は、みんなが納得しやすい決め方として使われてきました。けれど、票の数だけで決まる以上、必ず負ける側が生まれます。負けた人が傷つくことまで織り込んで、決まった結果を守るのか。それとも、傷つく人が出た時点で、その決め方が間違っていたと考えるのか。

書き方のヒント

この順番で書くと、伝わる文章になりやすいです

  1. 立場をはっきりさせる
    どちらの立場を取るのかを最初に書きます。どちらとも取れる書き方は、読み手を迷わせるだけで慎重さの証明にはなりません。
  2. 根拠を挙げる
    なぜその立場なのかを示します。事実やデータ、自分の経験など、読み手が検証できる形だと強くなります。
  3. 反対の立場にも触れる
    反対する人が何を大事にしているのかを一度受け止めます。そのうえで、それでも自分の立場を選ぶ理由を書きます。
  4. 結論に戻る
    最後にもう一度、自分の立場を書きます。途中で広げた話を、答えのところへ引き取って終わります。

採点の観点

リプレンのアプリでは、書いた文章を次の5つの観点で100点満点採点します

観点 見られるところ 配点
理解度 お題の意図を捉えて、問いに沿って答えているか 25
論理性 結論と理由がかみ合い、筋が通っているか 25
独創性 体験や視点など、あなたらしさを出せているか 20
構成 順序や段落分けが読み手に伝わりやすいか 15
表現力 言葉選びや言い回しが適切で読みやすいか 15
合計 100

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