主張を伝える 初級 学習

「まず自分で調べて」という指導は正しいか?

新人に「マニュアルを読んで、分からなかったら聞いてね」と伝えた指導が、ハラスメントと受け取られかけた。そんな体験談がネット上で話題になり、教える側と教わる側の双方から多くの声が集まりました。

このお題の背景

お題を考えるための前提情報です

新人に「マニュアルを読んで、分からなかったら聞いてね」と伝えた指導が、ハラスメントと受け取られかけた。そんな体験談がネット上で話題になり、教える側と教わる側の双方から多くの声が集まりました。

「まず自分で調べる」を重んじる文化には、それなりの理由があります。自分で調べる過程で知識が整理され、質問の中身も的確になり、調べる力そのものが育つからです。エンジニアの世界には「15分ルール」と呼ばれる工夫も知られています。まず15分は自分で調べ、それでも分からなければ抱え込まずに人に聞く、という目安です。調べる努力と、聞く勇気のバランスを取ろうとする知恵といえます。

一方で、教わる側には別の景色が見えています。初心者のうちは「何が分からないのか」自体が分からず、調べ方の見当もつきません。マニュアルを読んでも、書いてある言葉の意味が分からないこともあります。「聞いていいのは調べ尽くしてから」という空気が強すぎると、質問のハードルが上がり、分からないまま時間だけが過ぎていきます。気軽に聞ける職場のほうが、結果として仕事を覚えるのが速い、という意見もあります。

「まず自分で調べて」という指導は、正しいのでしょうか。教える側と教わる側、両方の立場を想像しながら、あなたの考えを聞かせてください。

書き方のヒント

この順番で書くと、伝わる文章になりやすいです

  1. 立場をはっきりさせる
    どちらの立場を取るのかを最初に書きます。どちらとも取れる書き方は、読み手を迷わせるだけで慎重さの証明にはなりません。
  2. 根拠を挙げる
    なぜその立場なのかを示します。事実やデータ、自分の経験など、読み手が検証できる形だと強くなります。
  3. 反対の立場にも触れる
    自分と逆の意見にどう答えるかを書きます。ここがあると主張が一段強くなります。無視して押し切ると、都合の悪い話を避けたように見えてしまいます。
  4. 結論に戻る
    最後にもう一度立場を示します。途中で反対意見に触れた分、締めで戻ると全体が1本の筋にまとまります。

採点の観点

リプレンのアプリでは、書いた文章を次の5つの観点で100点満点採点します

観点 見られるところ 配点
理解度 お題の意図を捉えて、問いに沿って答えているか 25
論理性 結論と理由がかみ合い、筋が通っているか 25
独創性 体験や視点など、あなたらしさを出せているか 20
構成 順序や段落分けが読み手に伝わりやすいか 15
表現力 言葉選びや言い回しが適切で読みやすいか 15
合計 100

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