主張を伝える 初級 人間関係

質問には、聞かれたとおりに答えるべきか?

駅員の「ここが四条です」という正確すぎる答えが、ネットで大きな議論になりました。質問には言葉どおりに答えるべきか、それとも意図を汲むべきか。

このお題の背景

お題を考えるための前提情報です

京都を旅行した人が、阪急の京都河原町駅で駅員に「四条はどうやって行くんですか?」と尋ねたところ、「ここが四条です」と返された。そんな体験談がネットのまとめサイトで取り上げられ、思いのほか大きな議論になりました。

京都河原町駅は四条通の真下にあり、「ここが四条」は事実として正しい答えです。けれど質問した人は、おそらく別の路線の「四条駅」に行きたかったのでしょう。「旅行者が何を知りたいかを察して案内すべきだ」という声と、「京都には四条と名のつく駅が複数あるのだから、聞き方の問題だ」という声で、意見はきれいに割れました。

似た場面は日常のあちこちにあります。「時計持ってる?」と聞かれたら、たいていの人は時刻を答えます。言葉どおりに「持ってるよ」とだけ返したら、少し意地悪に聞こえるかもしれません。それでも、相手の意図を勝手に推測して外してしまうと、かえって話がこじれることもあります。仕事の質問に答えるとき、家族の頼まれごとを引き受けるとき、あなたはどちらに寄っているでしょうか。

質問には、聞かれたとおりに答えるべきだと思いますか。それとも、意図を汲んで答えるべきでしょうか。自分の経験を思い出しながら、理由と一緒に書いてみてください。

書き方のヒント

この順番で書くと、伝わる文章になりやすいです

  1. 立場をはっきりさせる
    どちらの立場を取るのかを最初に書きます。どちらとも取れる書き方は、読み手を迷わせるだけで慎重さの証明にはなりません。
  2. 根拠を挙げる
    なぜその立場なのかを示します。事実やデータ、自分の経験など、読み手が検証できる形だと強くなります。
  3. 反対の立場にも触れる
    自分と逆の意見にどう答えるかを書きます。ここがあると主張が一段強くなります。無視して押し切ると、都合の悪い話を避けたように見えてしまいます。
  4. 結論に戻る
    最後にもう一度立場を示します。途中で反対意見に触れた分、締めで戻ると全体が1本の筋にまとまります。

採点の観点

リプレンのアプリでは、書いた文章を次の5つの観点で100点満点採点します

観点 見られるところ 配点
理解度 お題の意図を捉えて、問いに沿って答えているか 25
論理性 結論と理由がかみ合い、筋が通っているか 25
独創性 体験や視点など、あなたらしさを出せているか 20
構成 順序や段落分けが読み手に伝わりやすいか 15
表現力 言葉選びや言い回しが適切で読みやすいか 15
合計 100

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