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祝日を減らして、長い連休を増やすべきか?

課題文

この文章を読んでから、自分の意見を書きます

日本の祝日は年に16日あります。2026年で見ると、フランスは11日、ドイツは全国共通で9日、イギリスは8日です。祝日の数では、日本は世界でも上位の国です。それなのに「日本人は休みが少ない」と言われ続けています。私は、祝日を減らして、その分を長い連休に振り向けるべきだと考えています。

理由の一つ目は、祝日が全員一斉に休む日だからです。道路も観光地も混み、宿は高く、休んだはずなのに疲れて戻ることになります。二つ目は、細切れの休みでは心身の回復が追いつかないことです。厚生労働省の調査では、2024年の有給休暇の取得率は66.9%と、1984年以降で最も高くなりました。数字は上がっているのに、まとめて取る習慣はまだ根づいていません。フランスでは有給は年に5週間あり、そのうち2週間は続けて取ることが法律で決められています。三連休を何度か重ねるより、二週間まとめて休む方が、仕事から本当に離れられます。

もちろん、反対の声はあります。祝日は誰でも気兼ねなく休めるが、有給は職場の空気で取りにくい、という指摘はもっともです。だからこそ、2019年に始まった「年5日」の取得義務を広げ、続けて取る日数まで制度で決めればよいのです。祝日を減らせば働く日が増えるだけだ、という心配もあるでしょう。減らした祝日の分は必ず有給に上乗せする、という条件を付ければ、休みの総量は減りません。

祝日の多さは、日本の誇ってよいところです。けれど、休みの「数」より「まとまり」を大事にする方が、働く人の暮らしは豊かになります。祝日を少し手放して、長い休みを手に入れること。私はそれが、日本の休み方を変える近道だと考えます。

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