主張を伝える ビジネス

AIを理由に新卒採用を減らすのは妥当か?

このお題の背景

お題を考えるための前提情報です

就職活動の「入り口」が、静かに変わり始めています。

2026年、人事担当者779人を対象にしたある調査で、約4割が「AIの活用によって採用人数が減る」と予測していると報じられました。中途採用の現場でも、半数以上が「AIの導入が採用に影響した」と答えています。資料作成やデータ整理、問い合わせ対応といった、これまで若手が担ってきた仕事の一部をAIがこなせるようになり、「その分の人手は要らないのではないか」という判断が現実味を帯びてきたのです。

企業の立場に立てば、必要のない人員を採らないのは自然な経営判断にも見えます。人件費は経営の大きな部分を占めますし、業務がAIで回るのに採用枠だけを維持するのは、かえって不合理だという考え方です。株主や既存社員への責任を考えれば、身軽な組織を選ぶのは当然だともいえます。

一方で、新卒採用には「労働力の確保」以上の意味があるという指摘もあります。簡単な仕事を通じて基礎を身につけた若手が、経験を積んで、やがて組織の中核を担う。その入り口を細くすれば、10年後に組織を支える人材が育っておらず、技術や知識の受け渡しが途切れるという懸念です。若手が力をつけるための「練習台」となる仕事そのものが、AIに置き換わりつつあるという見方もできます。

目先の合理性を取るか、将来への投資を守るか。AIを理由に新卒採用を減らすことは、企業の判断として妥当なのでしょうか。経営の視点と、働く側や社会の視点の両方から、あなたの考えを聞かせてください。

その意見、どこかにアウトプットしていますか?

アプリをダウンロードして、このお題に答えてみませんか。登録不要で、無料で使えます。

リプレンの採点結果画面。100点満点の点数と、観点ごとの内訳が並んでいる

ほかのお題